今回のテーマは、「お茶出しは必要? レッスン後のティータイム問題」です。
レッスン後にティータイムを設けるべきか、悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
先生がティータイムが欲しくて設けている場合や、本当は止めたいのになんとなく続けてしまっている場合など、いろいろだと思います。
先生ご自身に違和感や疑問、負担がないなら、ティータイムを設けるのは問題ないと思います。
でももし、「ティータイムはどうしようかな?」と迷っている場合は、どういう方向性で教室運営をしていきたいかを考えてみましょう。
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ティータイムも含めて特徴の一つとして宣伝する方法
ティータイムを特徴の一つとして宣伝する、という方法があります。
レッスンが終わったら、楽しくお話しをしています。
この時間で生徒様同士の交流もはかれますよ。
という雰囲気を出すと、それが教室の特徴の一つとなり、興味を持ってくれた方にアピールしやすくなります。
先生ご自身が負担に感じずに楽しくできているのなら、ティータイムを設けるのはアリですね。
ティータイムがない教室の場合
逆に、ティータイムはなしにして、レッスン時間だけに集中していただくという方法もあります。
早く家に戻って子供の帰りを待ちたい。
次の予定があるのでゆっくりしていられない。
という生徒様もいます。
たしかに時間は有限ですし、みんながみんな「ティータイムが欲しい」と思っているわけでもありません。
先生ご自身も
ティータイム用のお菓子や
お茶を用意するのが負担だわ
と感じているのであれば、ティータイムは必要ないと思います。
レッスン紹介ページに、レッスンコンセプトやレッスンの流れなどをきちんと明記し、お客様にご理解いただけるとよいでしょう。
ココフルラージュ自宅花教室の事例
私も自宅で行っていたアーティフィシャルフラワーレッスンでは、開業当初は、
レッスン終了後に軽くカフェタイムを設けるのが当たり前だと思っていたので、そのような時間をとっていました。
ところが、開始4ヶ月目(2020年2月)でコロナが発生したことにより、ティータイムをやめることに。
今思うと、それがかえって良かった。
なぜなら私は、どちらかというと「学び主体」の教室にしたかったからです。
生徒様も「楽しみたい人」より「学びたい人」を中心に集めるようし、教室にいる間はレッスンに集中していただけるように変更しました。
ティータイムのことで悩むより、限られた時間内でより良いレッスンを提供することに時間を注ぎたかったので、
コロナを機にティータイムを無くして良かったと、私は思っています。
ティータイムが先生の負担になっていませんか?
先生がお菓子を作るのが好きだったり、生徒さんと談笑するのが好きだったりするのであれば、ティータイムを設けるのもありでしょう。
でも本当は負担に感じているのに、
ティータイムがないと生徒さんが来てくれないかもしれない。
このように思っているとしたら?
やがて先生自身が疲れてしまいますよね。
それに、お茶菓子について悩んだり、購入したり、実際に費用もかかったりするわけです。
フラワー教室は花の原価率も高め。
今のレッスン料のままでティータイムを儲けても採算が取れるのかどうか、一度計算してみるとよいでしょう。
まとめ
レッスン後のティータイムが必要かどうかは、先生自身がどのような教室にしたいかで決まります。
ティータイムを設けたい、負担にもならないし楽しい♪
と先生が思うのであれば、
「お茶とお菓子を楽しみながら、レッスンが受けられる」というのを教室のウリにすれば良いですし、
本当はティータイムを設けたくないのに止められない
と先生が感じているのであれば、
「限られた時間内でレッスンに集中することができる」のように発信すれば、その考えに共感してくれる方が集まってくれます。
もし、先生自身が負担に感じているのになんとなくティータイムを提供しているのであれば、お茶代にかかる費用と時間を計算してみた上で、本当に必要かどうかを判断してください。
今回は、「お茶出しは必要? レッスン後のティータイム問題」についてでした。
ティータイムについて悩んでいるフラワー教室の先生は、ぜひ参考にしてくださいね。