2011年頃から始まったハンドメイドブーム、コロナ禍の2020年4月には10年前から比べて約4倍のトレンドワードになるほど注目のジャンルです。(Google Trends調べ)
ハンドメイドのおすすめポイントは
・すきま時間で作業ができる
・今の環境を変えずに在宅でできる
・自分のちょっとした得意を活かせる
・少額の材料準備で始められる
・未経験から誰でも始められる
といったところでしょうか。
そのためか、販売を始めるには資格が必要ですか?というお問合せをよくいただきます。
資格持ってないとダメですか?
今回は資格の要否をふくめ、未経験からハンドメイド販売を始めるために必要なステップについて、フラワーアレンジメント作品を例に挙げながらお話したいと思います。
ハンドメイド販売に資格は必要?
結論、ハンドメイド販売をするのに資格は必要ではありません!
無資格でいつからでも始められます。
資格はいらないんですよ~
でも、責任は生じます。
ただし、「販売をする」ということは「売れたら対価としてお金をいただく」ということなので、責任が発生します。
すぐ壊れた とか それは知らなかった では済まされないこともあるはず。
販売するに値する知識と一定の技術は身につけておいたほうが、自分自身も安心ですよね。
その一手段として、結果的にお勉強(資格取得)をする方がとても多いから、”資格は必須”と思われているのかもしれませんし、実際、資格を持っているという方が大半なんじゃないかなと思います。
それならすぐに始めてみたいです!
でも、何から始めればいいのか・・・
未経験でもすぐに始められるハンドメイド販売。
初めての方がWeb上で自分の作品を販売するまでに必要なステップについてまとめてみました。
販売する場所を決める
まず、オンライン上のどこで自分の作品を売りたいのか考えましょう。
有名な所は、minne(ミンネ)やCreema(クリーマ)などのハンドメイドマーケット、BASE(ベイス)やSTORES(ストアーズ)などのネットショップ、メルカリなどのフリマアプリかなと思います。
いっぱいあるけど
どこがいいのかなぁ?
それぞれメリット・デメリットがありますし、私自身すべてを使いこなして検証したことがないので詳しいことは言えないのですが、
ざっくり分けると以下のような感じです。
大まかなメリットデメリット
だけお話しますね^^
ハンドメイドマーケット
minne(ミンネ)やCreema(クリーマ)などのハンドメイドマーケットは、
イオンのような大きなショッピングモールの一角に自分のお店を出店する
といったイメージです。
■メリット
・集客力がある
・ハンドメイド品だけが売られている
・登録すれば簡単に始められる
■デメリット
・手数料が高め
・ライバルが多い
ネットショップ
BASE(ベイス)やSTORES(ストアーズ) などのネットショップは、
路面店に自分だけのお店をもつ
といったイメージです。
■メリット
・手数料が安い
・Instagramや自社HPに連携できる
・動画などデジタルコンテンツの販売もできる
■デメリット
・集客力が弱い
・ハンドメイド以外のお店もある
フリマアプリ
メルカリなどのフリーマーケットアプリで自分の作品を販売してみるのもよいと思います。
■メリット
・匿名で利用できる
・お花以外の中古品も販売できる
■デメリット
・値切られる
・中古品と同列で自分の作品を置くことになる
チェックポイントは、
手数料・集客力・機能性・自由度。
自分にあったサイトを選びましょう!
作品のテイストを決める
他の作家さんを研究
作品をアップする前に、自分と同じジャンルでどのような作品が販売されているのかチェックしてみましょう。
・どんな方が
・どのような作品を
・いくらぐらいで
・どのような写真を載せて
・商品説明文に何て書いてあるのか
などを確認してみましょう。
言わずもがな、自然と同業者をチェックすると思うのですが、このときに注意をしなければいけないことがあります↓
パクリに注意!
素敵な作品や説明文を見て、思わず真似したくなることもあるでしょう。
このときに丸パクリするのだけはやめましょう!
こういった行為は著作権違反になります。
とくに業界内というのは意外と世界が狭いので、パクりパクられ問題はすぐばれます。
もし自分がパクる側だった場合、もしかすると相手はあなたのことをすでに知っているけど、静観しているだけかもしれません。
逆に自分がパクられる側だったら、それが例え文章だったとしても、パクられるとめちゃくちゃショックです。
そしてパクった相手のことを入念に調べます。(ひどい場合は、一言釘を刺しておくことも必要かもしれません)
自分でゼロから考えないと
ダメってことですか?
0から1を生みだすのってとても大変ですよね。
特に初めてのことだと、ハードルが高くて最初の一歩がなかなか踏みだせないこともあると思うんです。
なので、「丸パクリ」はダメですが「参考にする」のなら全然OK。
これならOKだし、みんなやってることだと思います^^
実際に私もゼロベースで自分のショップを生みだしたわけではなく、いろいろな作家さんを参考にさせていただきながら準備を進めてきました。
丸パクリはNGだけど、
尊敬する作家さんに影響を受けて
似たような作品を作ってみたり、
文章を自分の言葉で
書き換えてみるのはOK♪
行動をおこす
さぁ、ここまで来たらあとは行動を起こすのみ!
考えていても実際に手を動かさないとやってないのと同じなので、行動に移しましょう^^
作品をつくる
まずは上手にできなくてもいいので、作品を作ってみましょう。
たった一つの超自信作を上げるより、品揃えはバラエティ豊かにしておいた方がよいと思います。
残念ながら、そう簡単に売れません。
最初は質より量です!
写真を撮る
あなたの作品が素敵にみえるような写真をたくさん撮りましょう。
夜間や蛍光灯の光は避け、自然光がたくさん入る明るい室内で撮った方が断然きれいに撮れます。
いろいろな角度で、質感の分かる写真やお部屋に飾ったときの様子がわかるような写真があると、購入を検討している方にも伝わりやすくなりますよ。
説明文を書く
説明文はとても大切。最低限、
・商品の特徴
・作品に込めた想い
・素材
・サイズ
・お手入れ方法
などは必ず載せましょう。そして最後に
この作品を買うと、あなたの未来はこんなふうに素敵になりますよ
という一文を付け加えておくのもおすすめです。例えば、
このリースはあなたのお家の玄関をこんなに華やかにしてくれます。ご近所さんに褒めてもらえるかもしれませんよ♡
このアレンジはサプライズギフトにもおすすめのサイズ感です。お誕生日プレゼントにするとお相手さんに喜んでもらえるかもしれませんよ♡
といった感じで、メリットとさらにその先にある嬉しい未来をセットで書いてあげると親切です。
掲載する
さ、あとはサイトにUPするだけ。
勇気を出してまずは1作品あげてみましょう^^
まとめ
手作りのフラワーアレンジ作品、ネット販売をするのに資格は必須ではありません。
ただ、一定のスキルを身につけるために勉強をする人が多いのも事実です。
まずどこで販売するかを決めたら「作る→撮る→UPする」で品数を増やしていきましょう。
ちなみに私は、デジタルコンテンツを販売できて手数料が安いところという絞り込みから、STORESを選びました↓
ココフルラージュの『アーティフィシャルフラワー資格認定講座』は、オンラインでも受講できて商用ライセンス付きなので、そのまま販売にも利用していただけます↓
今回は、「ハンドメイドのネット販売 初心者のための簡単3ステップ」についてお伝えしました。
お役に立てると嬉しいです。
最後までお読みくださりありがとうございました。