お花経験者のはずなのに、習っても習ってもアレンジが上達しない理由とは。
かつての私もそうだったように、こういう経験者さんは意外と多いかなと思います。
なぜ学びを続けても、なぜなかなか手応えを感じられないのか?
今回は、その理由と解決策についてお話します。
学び続けても手応えを感じにくい経験者さん
自分のフラワーアレンジに手応えを感じてない人には
このような傾向が強いと思います。
「花が用意された教室レッスンで、先生の見本があれば同じように作れる」といった感じ。
もちろん素敵なことなのですが、このままだといくら花の勉強を重ねても一人でアレンジメントをすることは難しいと思います。
なぜだと思いますか?
いくらレッスンを受けても上達しないワケ
それは、フラワーアレンジの本質を捉えていないから。
見た目だけマネしていても、本当に必要な根幹部分(基礎)を知っていないと結局ブレます。
・これでいいのかなぁ?
・自信がもてないなぁ・・・
・理由はわからないけどまぁいいいか
といつまでも現状をウロウロするばかり。
逆に根幹部分に納得・腹落ちできると、自分で判断しながらどんなアレンジでも一定以上の完成度で作れるようになります。
いくら習い続けても手応えを感じられないのは、フラワーアレンジの本質を捉えないまま学び続けているからです。
本質を捉えるために必要なこと
本質を捉えるためにはフラワーアレンジの『なぜ?』を知ることが大切。
「見た目だけキレイ」とか「先生に言われたから」など自分で考える力がないと、状況が変わったとたんに不安になってしまいます。
たとえば
・花が変わるとアレンジできない
・見本がないと何もつくれない
・先生の助言がないとつくれない
というのはすべて、自分で考える力がないからです。
・なぜ、葉っぱはその量が必要なのか?
・なぜ、副材にこの花を選ぶのか?
・なぜ、茎をそこでカットするのか?
・なぜ、そのワイヤーを使うのか?
・なぜ、花の持ち方をこうするのか?
・なぜ、茎の向きがこっちなのか?
・なぜ、その順番で作っていくのか?
・なぜ、見るべき方向はここなのか?
・なぜ、そのアレンジ手法がいいのか?
・なぜ、リボンはそこから巻くのか?
挙げたらキリがありませんが、なぜ(理由)を知ることが大切なのですね。
フラワーアレンジは芸術部門だからセンスだけでやっているように思われるかもしれません。
でも本来は、基礎知識があってこそのセンスなんです。
センスは知識がないと磨けません。
センスはあとからでも磨けます。
「○○だからこう」という基礎の考え方がわかれば、あとは数とセンスで手応えを感じられるようになるはずです。
まとめ
今までたくさんの時間とお金をかけて花を学んできたのに、まだ自信がないという経験者さんは、「本質を捉えられているか」を一度考えてみてくださいね。
かつての私はそれが出来ていませんでした。
なにごとも基礎知識は大切です^^
関連する動画をあげておくので、よろしければご覧ください↓
それでは、最後までお読みくださりありがとうございました。