今回のテーマは、「造花アレンジのネット販売、梱包~発送時に注意すべきこと3点」です。
このテーマは生徒さんからのリクエスト。
梱包・発送時の注意点はたくさんありますが、今回は特に重要な3点に絞ってお話します。
造花アレンジのネット販売や、作品販売について興味がある方はぜひ参考にしてくださいね。
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フラワーアレンジ商品、私の販売経験
私は花屋に8年、フラワーアレンジメント教室を3年(2022年時点)延べ11年間で、おそらく5,000件前後の発送手配をしてきました。
花屋さんでは、母の日やお盆、お彼岸、年末年始など、繁忙期には1日に何十件もの発送手配をすることも。
そして現在の花教室では、動画レッスンの花材キットや、オーダーメイドの商品などを発送しています。
上記の経験をふまえて、ネット販売の際の梱包から発送までで注意したい点を3つ解説します。
注意点1:作品をより美しく見せるラッピング
作品がより美しく、素敵に見えるようなラッピングをしましょう。
ラッピングには以下のような役割があります。
- 作品を外的要因から保護する役割
- ボリュームアップして見せる効果
- 色合いの不足がある場合は補う効果
「色の不足を補う効果」というのは例えば、
パープル系のお花で
アレンジを作ってください!
パープルのお花が
足りないんだよなぁ
アレンジを作る際、こんなことがたまにありませんか?
そんな時に役立つのがラッピング!
ラッピングペーパーやリボンの色を調整することで、不足した色味を補うことができるのです。
素敵なラッピングは、受け取った相手にも喜ばれますよ。
注意点2:輸送中の破損を防ぐ梱包方法
輸送中に倒れたり壊れたりしないよう、破損を防ぐ梱包をしましょう。
そのためには作品を箱にワイヤーや紐で固定したり、パッキンを入れたりするなどの工夫が必要です。
壁掛けのアレンジメント(リースやスワッグ)
・ワイヤーで箱に固定する
・中敷きにワイヤーをかけて固定する
器のアレンジメント
・専用のケースを使う
・両面テープで固定する
・紐で箱と作品を固定する
・パッキンを入れる
基本的に運送会社による過失は運送会社が責任を負いますが、それ以外の破損は発送元(制作者)の責任になるので、十分な注意が必要ですね。
注意点3:商品が届いた後のフォロー
商品が無事届いた後も、お客様に対してフォローをしましょう。
- 「届いたらすぐに箱を開けて、中身をご確認ください」と伝えておく
- プリザーブドフラワーの場合、高温多湿を避けた保管場所を提案する
- 飾り方の提案をする(お客様は意外と分からないものです)
などが考えられます。
万が一、クレームがあった場合は、迅速・丁寧に対応することを心がけましょう。
言い訳をせずに相手の気持ちを汲み取ることや、破損の場合は写真を送ってもらうことなどが考えられます。
梱包方法や発送方法をどうしていいか分からない時は?
梱包や発送に自信がなく不安な方は、まずは自分が購入者になってみることをおすすめします。
気になる作家さんの商品をオンラインショップで購入し、注文から受取りまでの流れを自分で体験してみてください。
すると、どのような対応をすればいいのか分かるはずですよ。
どの作家さん(ショップ)から買ったらいいか迷う場合は、口コミや評価を見て、評価の高いショップから購入してみると良いでしょう。
まとめ
造花アレンジをネット販売する際の梱包・発送時の注意点は、以下の3点です。
- 作品がより素敵に見えるラッピングをする
- 輸送中の破損を防ぐ梱包をする
- 届いた後のフォローまで行う
もし、梱包や発送に自信がなければ、一度オンラインショップで購入者になってみましょう。
あなたが事業者目線で購入することにより、細かい気配りや梱包方法などの技術を体感することができるはずです。
私もかつて、気になる教室の先生の「動画レッスン通信講座」を購入してみたことがあるんですよ^^
意外な気づきがあり、大変勉強になりました。
ぜひあなたも、梱包や発送のクオリティを上げられるよう工夫してくださいね♪
今回は、「造花アレンジのネット販売、梱包~発送時に注意すべきこと3点」でした。