価格設定の考え方- 初めてのレッスンは2700円のクリスマスアレンジでした

花の仕事

価格設定の考え方について Zoom勉強会を開催しました

ココフルラージュ主催オンラインコミュニティ サロンドエフ が、今月から始まりました。

第1回目のZoom勉強会テーマは「価格設定の考え方」について。

  • すでに、花やハンドメイドの教室をされている先生たち
  • これから、教室や販売を始めたいと思っている新人さん
  • 仕事にする予定はないけど、花の勉強を続けたいマダム

多様なメンバーが集まってくれました!

多くの人は何を基準にして「値決め」をしたらよいか分からない

自分が作ったフラワー作品やハンドメイド作品を販売したい、レッスンを開催したいとなったときに、

「価格設定」で悩む方は非常に多いです。

趣味が高じて作った作品をネットショップにあげたいけど、いくらにしたらいいの?
初めてのレッスンを開催することになったけど、一体いくらでご案内すべき?
ショップもレッスンも集客できない。もしかして値段が高すぎるのかしら?

このような疑問をお持ちではありませんか?

でもね、はじめは悩んで当然だと思っています。

なぜなら個人事業主になると、会社員やパートタイマーのような給与所得者とは、全然ちがう思考とマインドが必要だからです。

今までそんな経験がない主婦にとって、自分のレッスンや作品の適正価格なんて、分かるわけありませんよね^^

だってみんな「家計のために節約しなければならない」と思ってますもん♪

私も当初はまったく分かりませんでした(苦笑)

初めて開催したのは、税込2700円のクリスマスレッスン

2019年11月に初めて開催したレッスンは、税込2,700円のクリスマスレッスンでした↑↑

ワンレッスンにかかった時間は、たしか3時間以上。

当時の画像がもうなかったため、上の写真は過去のInstagramから引っ張ってきたものです(恥)

▶ツリー型アレンジ(H30cm)税込2,700円
▶クリスマスリース(Φ35cm)税込3,500円

たしかこのような値段設定でやっていた記憶があります。

しかも、事前にどちらを作りたいかリクエストを伺い、それぞれの花材を用意をしてあげていました。

さらに、

この写真を撮るのにも相当な時間を費やし、
Instagramの投稿にも相当な時間を費やし、
アメブロを書くのにまた相当な時間を費やし、

そんでもって 2,700円!

もうね~、今じゃ信じられないことのオンパレード(笑)

今となっては「あり得ない」ことですが、当時の私にとっては「これが精一杯」だったのです。

そこから4年。
現在の私がもう一度このレッスンを企画するとしたら?

所要時間は2時間半にして、

▶ツリー型アレンジ(H30cm)税込8,800円
▶クリスマスリース(Φ35cm)税込11,000円

ぐらいにすると思います。(開催しませんが)

4年の間に「値付け」に対する正しい知識を身につけましたので、高すぎるかな~という不安はありません。

現場歴8年、教室歴4年のココフルラージュが出した答え

【価格は、自分の好きな値段をつければいい】

これが私の結論です。

とはいえ、これからはじめの一歩を踏み出す方や、すでに集客に苦戦している状態だと、

”好きな価格”と言われても困ってしまうと思います。

値付けの基準とか、
具体的な計算方法とか、
数字のはじき出し方を教えてほしいのよ~!!

となりますよね?

一般的に、原材料費がかかる商品・サービス・レッスンの場合は「原価×3倍の値段」と言われていますが、、、

果たして本当にそれでいいのでしょうか?

実際には、原価の3倍では赤字です。

なぜなら「原価=材料費」ではないから。

原価の中には、材料費以外のもっといろいろなことが含まれているからです。

手数料や人件費(ときには光熱費)、さらに趣味ではなく仕事として捉えるなら”利益”も残る状態にしないといけません。

✅ じゃあ、全部なんでも高額にすればいいの?
✅ 高いお値段で案内すると、集客できないかも。
✅ これ以上高くしたら、余計に売れないのでは・・・。

と不安になったり、疑問を覚えたりするかもしれません。

そこで大切なのが、自分がどこを目指すのか自身のブランド力です。

今回のZoom勉強会では、このような価格設定について、もっと掘り下げてお話しました。

ご参加くださった F会員の皆様、ありがとうございました!

サロンドエフ・Zoom勉強会

次回のテーマはこちら

成功事例から学ぶ、失敗しない集客とは?
  • 日程 11月22日(水)
  • 時間 10:00~12:00
  • 会場 Zoom(録画配信付)

過去の事例を参考に、失敗回避の方法についてお話したいと思います。

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